
quinnの今カレは🇫🇷フランス人🇫🇷です。
でもフランス国内で働いていたのは32歳ぐらいまでで、その後はずっとアジアで勤務していました。
社内の共通語は英語だったので、彼の英語は海外に15年ぐらい過ごしているquinnよりはるかに上手です。
リラックスしている時によ〜く聞くとフランス語訛りに気付きますが、普段は英語圏の人間と変わりません。
ですから、込み入った話や口喧嘩になると、言語の面ではquinnが圧倒的に不利😣です。
あ、口喧嘩の場合は気合👊でquinnが彼を圧倒しますが、でも言葉だけで勝負したら絶対に負けます。😞
だから、二人の間に食い違いがあると、どうしても後からメールやメッセンジャーで釈明したくなるのです。🤨
その場で言えなかったこと、言い足りなかったことを長々と送る。。。ってことを最初はやっていました。
だから、quinnのPCの送信記録には元カレへのなが〜いメールがいくつも残っています(なぜか消せずにいる不思議な女心🙄)。
今カレとお付き合いが始まったころ、一度同じようなことがあって、デートから戻ってなが〜いメールを送りました。いや、単純にその場では英語的に話がまとまらず、会話の途中でも「いいや、あとから考えをまとめてメールしよう」と考えていたので、その場でしっかり彼と向き合わずに後半は聞き流して😴いました。
で、翌朝、彼から短いメッセージ。
「いつものカフェ☕️で会おう。午後4時以降なら何時でもいい。決めて連絡くれ」とだけ。
え〜ん、なんか判決聞く被告のようだよぉ。。。🙀と、恐る恐る送信済みのメールを開く。
誤解のないよう文法とか注意して書いたけど。。。うぅっ、重い🖤。
ちょっと緊張して現れたquinnに彼はいつもどおり軽くキスして迎えてくれたのですが、
コーヒーが来るなり真面目な顔で一言。
「直接言ってくれ」
quinnは気まずくなって「だって、うまく言えなかったし誤解されたくなかった🥺」。
彼「僕は前回ここで別れた時にはもう大丈夫だって思って帰った。君も晴れやかな顔をしていたからね。ところが深夜になってあのメールだ。ここで笑顔を見せていた君は一体どこの誰だったのか、って思ったよ」
quinn「うまく言えなかったのよ、混乱もしてたし😬」
彼「じゃあ何度でも会って話せばいい。僕が誤解したらちゃんとそうじゃないって言ってくれ。それが真剣に向き合うってことじゃない?」
はい、たしかにその通り。💡
quinnはアメリカにも香港にもいたけど、香港では日本人ばかりの職場環境でメールも電話も日本語が多かった。
アメリカ中西部にいた時はたしかに英語で生活していたけど、今でも夢は日本語で見るし、もともとアルファベットで育ってきたフランス人とは英語に対するハードルの高さも違います。😟
彼はフランス語、英語、イタリア語、スペイン語が話せるし、ずっと英語で仕事してきたからそりゃquinnとはレベルが違います。
でも、そんなことは関係ないと言われました。そんなことが重要なら最初からフランス人や英語のネイティブスピーカーの女性に限定して探したよ、と。
「僕だって独り言はフランス語で言う。数を数えるときは無意識にアン、ドゥ、トロワだ。僕らは母国語以外を共通語としてコミュニケーションを取っていかなきゃならないんだ」
この日はそのカフェで4時間ぐらい食事もせずに話しました(空腹に耐えられず本日終了〜😅)。
quinnが言いかけてやめたこと、言い足りなかったこと、誤解されて伝わったこと、全て彼が誘導してクリアにしてくれました。でも、次回からは誘導されなくても自分から伝わるまできちんと話さなきゃね。
その後、ISETAN地下の向い側にあるお気に入りのラーメン屋🍜んで二人とも好物のつけ麺を食べ。。。
国際恋愛でごく限られた言葉で恋愛し尽くすことができるカップルもいます。💞
シンプルに I love youを繰り返せば毎日気分良く過ごせるカップルもいます。💞💞
でも、総じてフランス人はどんな状況でもとことん話し合う(議論)のが好きな人種のようなので、傍から見ているほど常にアムール💗アムールではありません。
たしかに付き合い始めの頃、彼はデートの後、必ず Thanks for the great conversation. I really love talking with you…と送ってきました。いや、今でもたまにね。
年齢を重ねても会話が楽しめるカップルなら絶対お互いに飽きることはない、そうです。🥰
何ごとについても自分のオピニオンを持ち、「僕はこう思う、君は?」と常にきいてくる厄介なフランス人が好きになってしまったquinnは、この一件をきっかけに、言いかけたことは最後まで言う、意見が異なってもそれはイコール対立ではないから喧嘩に発展させない、お互い頭を冷ます時間を取ったとしても後でちゃんと言葉にして伝え合う、ということを学びました。😊
そう、サルトルとボーヴォワールのように。。。。(フランスの高校では卒業する前1年は哲学ばかり学ぶそうだ。で、あのように議論好きの国民が誕生する🙄)。
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